★☆★ アメリカン・ハートブレイク来日公演レポート ★☆★
AH結成10周年の今年、ついに初の来日公演が実現しました!
ランス・ブーン(Vo)、ビリー・ロウ(G)、ケイシー・クレンショー(G)、マイケル・バトラー(B)、そしてこの来日直前に再加入した、オリジナルメンバーであるエリック・レイノン(D)―
この5人によるステージは、この夏リリースされた最新アルバム『American Heartbreak』を中心に、2000年、エリック在籍時に発表された『Postcards From Hell』からの曲が散りばめられ、新旧ファンどちらも楽しめるものでした。●2006.11.9 四谷OUT BREAK●
「Tokyo 4 Days」初日の舞台は四谷OUT BREAK。地下1Fの重い鉄のドアを潜ると、そこはもう“ロックンロール・ワールド”。
メンバー全員ものすごい気迫!オーディエンスに何かを伝えよう、という意志がビシ!バシ!伝わってきて、ちょっとこわいくらい。
特にランスの「目力」の強さには圧倒されっぱなし。それに、声の強さも歌唱力も各段にアップしている印象を受けました。
ビリーは時にニッキー・シックスみたいな不敵な笑みを浮かべ、マイケルはバンバンジャンプして、ケイシーはいつの間にかタバコを吸いつつプレイ、エリックはとにかく「パワードラム」!
アルバムの新作と旧作では、もちろんレコーディング状況やミキシングの違いもあるし、曲調もあれだけ違うから、ライブで同時に聞くとどうなるんだろう・・・もしかしたら「第一部・旧作タイム」「第二部・新作タイム」なんて分けて演奏するのか?くらいに考えていたんだけど、どの曲も全く違和感なく「今のアメリカン・ハートブレイク」になっていました。(MCで「次はニューアルバムから」「これは昔の曲」って言われてやっと「あっ、そうだったっけ?」と思ったほど。)
正直言って客席は一杯、とは言えないけれど、ノリは上々!ランスの煽りで腕を振り上げ、一緒に歌を口ずさみ、叫び、みんなこのライブを心から楽しんでいるのがよくわかる。そして、それがちゃんとステージ上のメンバーにも伝わってる。
最新アルバムのラストの曲「Bitch」で本編が幕を閉じると、客席から手拍子が!それはステージに再度メンバーが現われるまで続き、歓声の中プレイされたアンコール曲は「Am I Ever Gonna See Your Face Again」。
こうして記念すべき来日第一夜目のステージは全13曲で終了しました。
Raise Up Your Hands
Somebody
7 Time Loser
Too Beautiful
Sick N' Tired
Crawling
Things Are Looking Up
Drinks
Unhappily Ever After
Superstar
The Last Of The Superheroes (of the 1970s)
BITCH
〜アンコール
Am I Ever Gonna See Your Face Again●2006.11.10 四谷OUT BREAK●
この日も会場は四谷OUT BREAK。THE WiLDHEARTSの「I Wanna Go Where The People Go」が大音量でかかり、終わると同時にステージ前のスクリーンがロールアップされて演奏スタート。
1曲目はちょっとヘヴィーな「Too Beautiful」、と思ったら2曲目は新作からの爽やかナンバー「Somebody」と、おもしろい並びでした。
ステージの音は、ラウドでタイト、シャープだけど厚みがある音。
オーディエンスは明らかに増えてる!もちろんノリノリ。
この日は、エリックのスネアドラムのスナップ代わりの紐が途中で切れるというプチ・トラブルがあったものの、ランスがMCでさりげなくつないでいる間に無事スペアのスネアと交換、自然にショーは続行されてひと安心。
そんなランスにもプチ・トラブルが。「7 Time Loser」の間演がもうじき終わり歌い出す・・・という直前にマイケルに話しかけられ、ハッと気付くと出だしのタイミングを逃していました〜。
この日も12曲本編のラストはやはり「Bitch」、アンコールは「Drinks」でした。
Too Beautiful
Somebody
Superstar
Unhappily Ever After
Isolation
7 Time Loser
Sick N' Tired
Not Alright
Things Are Looking Up
The Last Of The Superheroes (of the 1970s)
Crawling
BITCH
〜アンコール
Drinks●2006.11.11 新宿LIVE FREAK●
この日から会場が変わって、新宿LIVE FREAK。
オープニングのSEはAC/DCの「THUNDERSTRUCK」。
丸1曲かかり終わると、ステージ前の暗幕が開いてライブがスタート。前作『Postcards From Hell』からのアップテンポな曲「Not Alright」で軽快な幕開け。
さすが土曜日ということもあってか、客席はいっぱい!ものすごいリアクションで、正にバンドとオーディエンスが一体となった“ロックンロール・パーティー”と呼ぶにふさわしい熱いライブでした。
比率としては、ギャルよりヤロウの方が多めみたい。
ランスやビリーは、客席から口元に差し出されたカップのドリンクを飲んでご機嫌そう。
この日もラストはやはり「Bitch」。前半2日には演奏されなかった「Angeline」もプレイされ、アンコールの「Drinks」を含め、前作から5曲が聴けたショーでした。
Not Alright
Sick N' Tired
7 Time Loser
Crawling
Things Are Looking Up
Raise Up Your Hands
Somebody
Too Beautiful
Superstar
The Last Of The Superheroes (of the 1970s)
Angeline
BITCH
〜アンコール
Drinks●2006.11.12 新宿LIVE FREAK●
ジャパンツアー千秋楽、会場は昨日と同じ新宿LIVE FREAK。
これまでは通常40分前後、アンコールを含め13曲のショーだったのが、最終日の今夜は約1時間、全16曲の大放出!!
ランスはステージから簡易カメラで何枚か客席の写真を撮っていた。ゆうべが「野郎ナイト」だとしたら、この日は「ギャルナイト」? ステージ前にはゆうべより女の子の姿が目立ちました。
今夜もランスはオーディエンスに声をぶつけるように歌い、ビリーはふてぶてしささえ漂わせる堂々っぷりでギターを弾き、マイケルはバンバンジャンプ、ケイシーはまたいつの間にかタバコをくわえていて、エリックは時々歌詞を口ずさみながら、すごく恐い顔になりつつ「パワードラム」!
でも、初日ステージから感じたピリピリ感はなく、メンバー全員いい意味でリラックスして、日本でのショーを楽しんでいるのが伝わってきました。
本編の締めは「定番」の「Bitch」。アンコールの「Drinks」で、アメリカン・ハートブレイクの4日間にわたる初のジャパンツアーが無事終了しました。
「また日本で会おう!」という約束を残して。
7 Time Looser
Too Beautiful
Raise Up Your Hands
Sick N' Tired
Things Are Looking Up
Superstar
Somebody
Isolation
Unhappily Ever After
Angeline
The Last Of The Superheroes (of the 1970s)
Not Alright
Crawling
Am I Ever Gonna See Your Face Again
BITCH
〜アンコール
Drinks